2014年4月24日木曜日

君は、まぼろしを、観たか

正しい事が、正しいので在って、理屈通りに成るのが、ヒト、万生万物の運命で、在る。


作家、北村大介は、昔、「話の特集」に二作の文学作品を発表した。


「水母(くらげ)」と「男の紅(べに)」で在る。


又、劇画界では、「ヤングコミック」に、十枚小説作品「秋の静かな風景」が発表された。


やはり、努力はする物で、在る。


私は、しかし、劇画を努力して画いたのは、四枚作品「珍犬ばなな」だけで在る。


私は、努力すると、もう画けなく成る劇画家でも在る。

以上の様に、劇画は、才能で画けた。


小説は常に努力し、胃が痛んだり、神経痛の時も、書いた。

余り、才能が無い様で在る。


しかし、是非とも、小説で飯を食ってみたい。

それは夢で在る。

しかし、こう努力していれば、必ず結果が出る。


一番、努力なしに画けるのは、油絵で在る。

私は、「大日本美術協会」会友に、一度出品し、成れた。


しかし、私は「一水会」が、好きで在った。


「一水会」用に画いた作品「田川初秋」「アジサイの中に立つ女性」は、高額で、入金が在った。


私は、福岡県田川市で、生まれ育ち、第二の古里、東京阿佐ヶ谷を、かわきりに、別の町々で、必ず、劇画作品を物にした。


油絵作品は、「八正道」と云う三十号Fの風景画で、先の「全日本美術協会」にて、デビューした。


その後、六十号作品「感謝と報恩」、女性の三体を画いた風景の中の裸婦画で、全日本美術協会にて、落とされた。

それ以前、「正見」と云う裸婦画は、発表された。

私は協会を止めた。


「田川美術協会」では、「月想感」百二十号風景作品が入選し、発表された。

次作が落とされたので、その協会には発表して無い。


劇画作品は「ガロ」「エロトピア」「ヤングコミック」「週刊漫画タイムス」等で、発表された。


私の小説作品は、「アックス」や「ガロ」に発表された。

「悲しみの世代」「美代子阿佐ヶ谷気分」等、数々の劇画作品も、発表出来た。

その頃は運が良かった。


私の劇画作品集は十、五六本、単行本化され、フランスでは四作、単行本が出版された。

その内の一本は、フランス、アングレームフェスティバルで、八本の単行本のノミネートに、残った。

私は、サルトルの作った新聞に、名前が載った。


幸運で在った。


「美代子阿佐ヶ谷気分」は、先程、映画化され、パート1、パート2まで発表された。


その頃は、ユートピアで在った。

自分にとって次々に良い事が起きた。


問題は、宗教で在った。

私は、統合失調症に成り、五回、精神病院に入院した。

都合、八ヶ月と二十三日で在る。


私は過去世が知りたくて、まぼろしを観たので在った。(了)

2014.04.16

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